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『よっしゃこいが描く祭』
祭りとは、普段とは異なる「非日常」を表し、「非日常」を行うことで、
日常のケガレを払う意味を持ちます。
コロナウイルスによって、当たり前にあった日常が崩れてしまった。
その中で、自分達が活動できる環境のありがたさ、関わってくれている人々への「感謝」の想いを改めて実感しました。
わたしたちの描く祭りでケガレを払い、皆の活気ある日常を取り戻したい。
そんな願いや想いを演舞に込め、表現しました。
―日の出―
積もる想いが
心を燈す
山間から顔を出した朝日。
耿耿とした光が人々の目覚めを呼ぶ。
祭の準備に心を踊らせる。
始まる祭りに思いを込めて。
―祭の始まり―
今 我らの祭りが始まり
賑わう市民はてんてこ舞い
町を埋め尽くす人の数。
福井の地に「非日常」が始まる。
立ち並ぶ露天商、人々の波で町は祭一色に
―期待―
奏でるは共鳴の華
太鼓の鼓動が鳴り響く
笛と太鼓の囃子、三味線の音。
音が広がり、心が踊る。
人々の一体感を生み、近づく神輿に期待が高まる。
―夕暮れ―
茜 暮れてゆく
今宵の軌跡、光を放つ
神輿の情熱が尾を引く黄昏。
出逢えた奇跡、祭りを行える日常に感謝して、心一つに空を見上げる。
2021年度作品 想燈
―白熱―
氏子を取り巻く
神輿の息吹
皆だし背負うは克己心
纏て奮うは一味同心
古今東西全てを巻き込み
今こそ見せる男気よ
―最高潮―
ありふれた日々への感謝を胸に
鮮やかな花火を咲かす
今日この日は、一生に一度しかない特別な日。
そこで出逢えた仲間と紡いだ絆を胸に、共に大輪の華を咲かす。
この景色を胸に刻み、忘れないよう燈し続ける。
ー歌詞ー
さぁ 袖をなびかせて 煌めく町に皆集え
光豊かな晴れた日に 共に織りなせ我らの祭 今
高鳴る民の声 賑わう心
鮮やかな喧騒に 想いよ咲き誇れ
声弾み 色づいた世界 鳴り響き
笛、太鼓、お囃子と共に舞い踊れ
いざ想いを滾らせ さぁ幸よ 届け
茜暮れてゆく 今宵 皆の軌跡一つに
光放て 空へ
願い結び輝く華 咲け 彩れ 彼方へ
すべて今に懸けて
共に歩む心 色溢れ出す 熱く燈す想い乗せて
夜空に描く 数多の夢
かけがえのない絆 抱きしめて
まだ見ぬ明日 強く進み 絶えることない笑顔繋げ