
みなさん、こんにちは!
福井大学よっしゃこい21代目の振り班長、青鬼先生こと吉田夢叶です!
振り班長=振り班の班長
なのですが、その役目は主に日々の練習を回すことです。
何か大変そうな役職だなと思いませんか?(笑)
さすがに大変です。
私には振り班長として、私なりの悩みや葛藤、プライド、責任があります。
練習は基本毎週(月)・(金)の19時~21時というみんなの貴重な時間をいただいていたので、みんながよっしゃこいとして過ごす時間の大部分を占める“練習”で毎回
「楽しかったなぁ~!」
と達成感を感じてほしいと思いながら回してきました。
けれどやりたいこともあるし目指したい高みもあるので、時にはつい厳しくなってしまったこともあったと思います。その中でも高め合う楽しさや、自分の成長、演舞の完成度を向上させることの楽しさを知って、みんなも自分から練習を楽しんでくれていたと思います。
みんな自分たちで頑張っているんです。凄い!!
なんの部活・サークルにも所属しない普通の大学生をしていたら、なかなかここまで成長できないです。だからよさこいのパワーって本当にすごいなと感じています。
そんな素晴らしく激アツなみんなをもっと高みまで引っ張っていくのが私の責任です。
正直、一旦何も考えずにバタッと寝てしまいたいときだってありました。けれどそんなときでもまだまだ頑張れたんです。なぜなら、私の原動力はみんなの頑張りや笑顔、達成感だからです。
“みんなに見えるところでも、見えないところでも、毎日誰かがよっしゃこいのために頑張っている...!!”
そう思うと、私も頑張らなきゃという気持ちになるし、私が折れちゃいけないと気合が入ります。私が頑張ることで、みんなが少しでも笑顔になれたり、よさこいを通して達成感を感じてもらえたら私にとってこれ以上嬉しいことはないです!
私は元々人前で踊ることが好きでよっしゃこいに入りました。もちろん踊っていくうちによさこいのことが大好きになりました。
ただ、“よさこい”という踊りのジャンルを好きになったという単純な思いではありません。そのことを感じながら日々を過ごしてはいたものの、はっきりと自覚したのはおそらく代替わりをした時期です。
代替わりをして間もない頃、引退のイメージを思い浮かべたとき、
よっしゃこいの仲間と演舞のラストの「シャー!!!」という掛け声とともに舞台上で泣きたい
ということが1番に思い浮かびました。
このとき気付いたのです。
仲間がいる。仲間と一緒に踊れる。
だからよさこいが大好きで楽しいんだ。
これに尽きます。
みんなと出会えて本当に幸せです!
引退の最後の最後まで、この喜びを分かち合いたい!!
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最後に、
21,22,23代目のみんなへ。
私は、特別何かすごいことができるわけでもないし、カリスマ性があるわけでもない、頼りない振り班長だったと思います。もしかしたら、「着いていけないわ」って1度は思ったことがある人もいるのかもしれません。
けれど、気付いたらもう最後の練習が終わっていて、ついに私たちの“高み”を目指すところまで来ました。
ここまで支えてくれた振り作成、振り班、21代目のみんな、先輩方、、、
ありがとうございました!!
正直、この夏の目標に向けた練習は、私たち21代目が経験してきた中でもこれまでにないくらい厳しく、過酷なものになっていたと思います。
運動場で踊ること、暑い中衣装を着ること、休憩が短いこと、、、
私が、好きで厳しくしている訳じゃないってことはみんな分かってくれていたと思うけれど、どうしても「もう無理だ」「きついわぁ」とネガティブな思考にさせてしまったことは事実です。
でもみんな本っっっ当に成長しました。
特に練習の後半のほうでは気持ちを入れて踊れるようになってきたね。
犬山踊芸祭やキャンプのときの動画と、福井フェニックス祭りやどまつり直前練習のときの動画をみんなには見比べてみてほしいです。みんなの気迫の違いや、演舞の迫力の増し方にみんな自身も驚くはずです!!
この夏の目標達成はもう手の届くところまで来ていると思います。
あとはもう、本当に、本番一発目にどれだけ気持ちを乗せられるかが勝敗の分かれ目です。当日直前練習で、バスの中で、ホテルの部屋で、演舞待機中で、、、どれだけ気持ちを入れて集中力を高められるでしょう。あと少しの時間で、この夏の目標達成のために一人一人ができることとはなんでしょう。
練習で出来ることは全員が精一杯やってきた。時には体調を崩しながらも、みんなで何とか乗り越えてきた。これは事実だし、みんな自身を、誇りを持っていいです!本当に!!
みんなは上手くなりました。いろんな力も身に着きました。今ならみんなで“高み”を目指せる!もっといい景色が見られる!!
だから、やれることはやり切りたい。悔いが残るなんて悲しいことはしたくない。これまで募らせてきた努力も気合も情熱も、全部この一撃、この一瞬にぶつけたい。
さぁ、みんな。準備は、あの舞台に立つ覚悟は出来ているか?
21代目はこの舞台で最後。
今までのすべてを出し切ろう。
22,23代目は自分にできる“全力”をただひたすらに出し切って、前を向いて着いてきてほしい。
よっしゃこいという大好きな仲間と、あの最高の舞台で「シャー!!」って叫んで、みんなで同じ気持ちを感じて泣きたい。これが私の思いつく限りの最高のラストです。
あと少しだけ、最後まで信じて着いてきてください。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
福井大学よっしゃこい
21代目振り班長
吉田夢叶
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